浜辺の清掃ボランティア活動で知り合った彼女

海に面している場所に住んでおり、以前から浜辺に漂着するゴミが気になっていました。学生時代は浜辺の清掃ボランティアに参加することが恥ずかしかったのですが、大人になった今は違います。週末になれば残業続きで疲れていても、ボランティア活動を頑張っています。

数回ほど同じ場所で清掃作業を行っていると、看護系の専門学校に通っている女性と知り合いました。軽い雑談をする程度の中でしたが、ある日を境に関係が深まっていきます。
午前様が続いた週末であるにもかかわらず、例によってボランティア活動を行っていました。暇さえあれば体を鍛えているので、清掃程度の運動量なら耐えられると思っていたはずです。ところが、急に意識が遠くなり砂浜に倒れ込んでしまいました。真っ先に私の元へ駆け寄って介抱してくれたのは、看護学生の女性だったのです。朦朧とする意識の中で彼女の顔を確認できた私は、恋心を抱くことになります。
彼女に何かプレゼントを渡してお礼がしたいと申し出ましたが、あっさり断られてしまいました。次に考えたのは、私の自宅に招待して自慢の手料理を振る舞ってあげることです。あくまでもボランティア仲間として親睦を深める体で誘ったので、彼女は快く応じてくれました。約束通り彼女の目の前で料理をしていると、またもや倒れこんでしまったのです。

前日の睡眠時間が2時間にも満たなかったことが原因だと思われます。すぐさま彼女が介抱してくれましたが、大きな違和感を覚えました。浜辺では気が付きませんでしたが、彼女の手際が悪すぎたのです。そんなところが可愛いと感じた私は、倒れた状態のまま告白しました。彼女からは嬉しい返事が得られたので、以降は恋人として付き合うことになります。
現在もデートやボランティア活動を二人で楽しんでいますが、将来は私が彼女を養うことになりそうです。看護師としての適性に欠けていることが素人目にも明らかなので、彼女を守らなければならないと思ったからです。

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